No.28 帰りの飛行機の空

滑空機で堪能する空の世界も雄大でしたが、雲より高い高度を飛ぶ旅客機からの空の眺めも壮大でした。曇りの日はひたすら灰色の景色で気分が沈みそうですが、このような空の美しさを特等席から見ることができる旅客機パイロットは最高の職業だなと思います。大陸の雲はまるで雪山のようでした。

もはや雲の地形

今回の旅で一緒に飛行したIさんは、強くて大きい上昇気流を運よく掴まえ、滑空機で雲の上を飛んだことがあるそうです。静寂のなか、きっと言葉では言い尽くせないほどの美しい景色が広がっていたのではないかと想像します。

フライト中、タイミング良く虹と遭遇することができました!自然が織り成す光のショー!

2週間のナロマイン滞在では、約25時間の飛行を記録することができました。日本では夏の気象条件の良い時でもやっと2~3時間滞空できるのが限界なので、日本での何年分もの飛行時間をナロマインではたったの2週間で積み立てることができました。無事、仲間と安全飛行を楽しめた旅と地球の大自然に感謝!