2007年9月〜2010年3月の約2年間半、日本宇宙少年団YAC（ヤック：Young Astronauts Club）の未来MM分団で宇宙教育リーダーとして活動していました。未来MM分団は東京都周辺で毎月１回日曜日に活動をしている分団です。キャンプに行ったり、自然観察をしたり、科学館に行ったり、水ロケットを飛ばしたり、本当に楽しくて充実した活動がボランティアの力で支えられています。
私が特に感動したのは、三鷹の国立天文台で水ロケットを飛ばした時と長野県野辺山の電波望遠鏡を見学しに行った時です。前者は高校生の時に国立天文台でキャンプに参加した時に使用した望遠鏡のドームの前の広場で行い、後者は大学4年生の時に研究で訪れた場所で行ったからです。思い出のある場所で、年月を経てからその場所を訪れると心で感じることがたくさんありました。
子供たちとの交流はもちろんのこと、宇宙教育リーダーとして団員の親御さんたちと接する機会や子育てについてお話をお伺いすることが、大学生の私にはとても勉強になりました。宇宙教育の強みは、老若男女問わず、異なる世代が「宇宙」という共通のテーマを通じて繋がることだと思っています。今でも、宇宙教育リーダーとして一緒に活動してきた仲間とは交流が続いていることが宝です。
