長年テストパイロットとしてご活躍されてきた柳井健三さん(81歳)をゲストにお招きして、青木美和さん、スカラー里華さん、増川徹さんとご一緒に2回目のコラボでClubhouse番組『女性パイロットと女性元管制官が米国からお届けする本音トーク』をお届けしました。柳井健三さんは日本のテストパイロットの世界を切り拓いてきたテストパイロットで、1967年に公開された映画『007は二度死ぬ 』では約3tonもの重量物を持ち上げるヘリコプターを操縦して自動車を海の中に落とすシーンのパイロットのお仕事をされたこともある方です。反響も大きく、当日は約70名のリスナーの方にお集まりいただきました。
美和さんが多くの人が海外でパイロットを目指すにあたって語学の壁にぶつかるという話をしたところ、柳井さんからはご自身が見聞きしてきたご経験から英語の習得はカラオケのうまい人、おうむ返しができる人が上達する傾向にあったことをお話しいただきました。番組の最後には、テストパイロットを目指す人へのアドバイスとして「テストパイロットになるためには、あみだくじのような道を歩む。はじめからそこを目指す人はいない。与えられたチャンスを逃さないことが大切」と応援のメッセージを送られました。自転車に乗れる人は誰でも飛行機に乗れるとも。パイロットに向いている人は、突飛なことをしない、適当に怖がることができる人だともお話されました。一つ一つの言葉に重みがありました!
本番組をプロデュースしていらっしゃる3名の方は”Asian Women in Aviation”というグループも設立して、パイロットになりたい人の相談にものっています。青木美和さんのご紹介はこちらへ!なかなか聞けない本音トークが炸裂している番組をぜひ覗いてみてください。