2011年8月15日(月) グライダーとの出会い@埼玉県・読売加須滑空場

日記 2011年8月15日。

グライダーに初めて乗った@埼玉県・栗橋・読売加須滑空場。

初フライトに乗せてもらったのは鈴木教官。

初フライトでは850 mまで上昇することができた!フライト中に積乱雲の下に上昇気流があると教えてもらって高度計を見ると本当に上昇していて、上を見上げると灰色の積乱雲。理屈では説明できないことが空の世界にはある。

鈴木教官と

パイロットには、それぞれの飛行場、操縦する機体に出会う物語があります。私と学生航空連盟の出会いは、大学院でご一緒していた社会人学生醍醐さんからの紹介でした。醍醐さんは学生時代に東海大学付属相模高等学校で航空部に所属し、某外資系航空会社のラインパイロットも勤めたことのある方です。空を飛びたいことを醍醐さんに相談したら、学生航空連盟創立60周年記念パーティーと滑空場に連れて行ってくれました。グライダーは飛行の原型とも言われていて、グライダーというフィルターを通じて空の世界を知ることができて本当に良かったなと思っています。何よりも、空が大好きな仲間と出会えたことが私の宝物です。

当時、まさか10年近くも、毎週天候と体調が許す限り日曜日に滑空場に自身が通うようになるとは思っていませんでした。私を滑空場に連れていってくださった醍醐さんも再会するたびに「ここまでのめり込むとは思わなかった。飛行の世界はある種の麻薬だからなぁ。責任を感じる。ご両親に責められる」と冗談を飛ばします。

When once you have tasted flight, you will forever walk the earth with your eyes turned skyward, for there you have been, and there you will always long to return. 空を飛ぶことを一度経験すると、あなたは一生、空を見上げながら大地を踏みしめることになる。なぜなら、あなたは一度その空間に身を置き、そこに戻りたいといつも心から望むようになるから。

– Leonardo da Vinci レオナルド・ダ・ヴィンチ