2021年9月4日(土)、六本木ミッドタウン富士フイルムフォトサロン東京・スペース2で開催された日本航空写真家協会写真展「21st SKY GRAFFITI」展を訪れました。東京と埼玉はコロナ下で緊急事態宣言も出ていて普段のフライト活動も自粛中。地上にいながら空を感じられる貴重な機会となりました。
たまたま隣で開催されたいたのはバイクを愛する方々が開催している写真展MPG写真展2021「バイクのある風景」でした。滑空場には、滑空場までバイクで通う飛行会員がたくさんいます。バイク好きで飛行好きにはたまらないコラボの展示会でした。
スマートフォンでの撮影とSNSの公開が許可されていたので、何点かステキだなと思った作品をご紹介します。普段バイクには乗りませんが、空とバイクを一緒に撮影した写真も多く、親近感がわきました。
2020年、世界中に広がったコロナ禍はエアレース開催の延期、国内ショーの中止と航空スポーツに於いても多大な影響をもたらしている。福島市をホームとするエアレース/エアロバティックパイロット室屋義秀は、国内各地で「ほんの数分でも空を見上げることで、少しでも気持ちが明るくなってもらえたら」と飛行をすることによって、エールを送り続ける。写真は2020年11月、東北から瀬戸内海を渡り岡山県へ。そして来るべき時に備え、福島で訓練に励む。「大空を見上げる笑顔の人たち」を思いながら。
今原太郎さん解説
「Warp drive」の撮影カメラマンのケイハクさんは会場で、実際どのように写真を撮影したか説明してくださいました。実際の走行速度は時速10kmでと~ってもゆっくり。道の脇にセルフタイマーのカメラを置いて撮影されたそうです。そのように感じられないほど、写真からはスピード感が伝わってきます。