2018年2月10日(土)~3月11日(日)、大学出版部協会創立55周年を記念して『編集者が書評したい[学術書]』フェアが東京堂書店神田神保町店で開催されました。訳書『デジタルアポロ -月を目指せ 人と機械の挑戦-』も参戦!大学出版社28社の新刊書が書店に並びました。編集者がセレクトした自社の本とそれと合わせて読みたい本に、それぞれ140文字の書評がつけられて本が紹介されました。フェアは本屋にご来店したお客様に「本を読みたくなった書評」の出版社を選んで投票していただき、一番投票数の多かったものを「書評賞」に決定するものでした。
東京電機大学出版局から出版された『デジタルアポロ』も大健闘してくれました!
[第1位]武蔵野美術大学出版局
[第2位]専修大学出版局
[第3位]東京電機大学出版局、玉川大学出版部
[特別賞/フェア担当者が選んだ書評賞]京都大学学術出版会
『デジタルアポロ』と一緒に並んでいるのは、フィリップ・K・ディック著の『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(Do Androids Dream of Electric Sheep?)』です。編集者TYさんの抜群のセンス!
『デジタルアポロ -月を目指せ 人と機械の挑戦-』デビッド・ミンデル著、岩澤ありあ訳
「あなたは「機械」が下した判断に従いますか・国家の存亡をかけたアポロ計画。失敗が許されない極限状態の中、船内には警告音が鳴り響く。任務を続行するべきか否か。宇宙飛行士は自分を信じる力、機械を信じる力の判断を迫られる。テクノロジーへの葛藤。史実から、人とテクノロジーのあり方を問う。評者:TY(編集者歴13年)」
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック著、浅倉久志訳、早川書房
「火星から逃走してきたアンドロイドの“処理”を命じられた主人公は、彼らを追ううちに「人間とは何か?」について思い悩み始める。人工知能(AI)が身近になりつつある現代において、ディックが描く世界はよりリアリティを増してきた。SFから人とテクノロジーのあり方を問う。評者:TY(編集者歴13年)」
主催&協力:東京堂書店神田神保町店+大学出版部協会(参加出版部:北海道大学出版会、弘前大学出版会、東北大学出版会、流通経済大学出版会、麗澤大学出版会、慶應義塾大学出版会、専修大学出版局、大正大学出版会、玉川大学出版部、中央大学出版部、東京大学出版会、東京電機大学出版局、法政大学出版局、武蔵野大学出版会、武蔵野美術大学出版局、明星大学出版部、早稲田大学出版部、関東学院大学出版会、東海大学出版部、名古屋大学出版会、名古屋外国語大学出版会、京都大学学術出版会、大阪経済法科大学出版部、大阪大学出版会、関西大学出版部、関西学院大学出版会、広島大学出版会、九州大学出版会[北から順])