2021年5月4日(火) 初リッジソアリング@長野県・長野市滑空場

人生初リッジソアリングを体験するために長野市滑空場を訪れました!長野市滑空場は、空の仙人たちが集まるグライダーのメッカの一つです。山の斜面(リッジ:ridge)に当たった風を利用したソアリングは雄大!地上ではパイロットたちが「ウェーブ(波)」や「コンバージェンス(収束)」と言った聞き慣れない言葉を使っているのが新鮮でした。

リッジソアリングの眺め(1)
リッジソアリングの眺め(2)

この日の高度トップは1,400メートル(4,200フィート)。滑空場の海抜高度が340メートルなので、実際飛んでいる高さは1,060メートル(3,180フィート)。プラス秒速3〜5メートルの上昇気流に恵まれました。約47分間のフライトを堪能!「気持ち悪くないですか?」と体調を気遣いながら操縦してくださったIさん、ありがとうございました!搭乗したのはポーランド製の機体「プーハチ(PUCHACI)」。機体の先端に描かれているフクロウがトレードマークです。

ポーランドの機体プーハチ(PUCHACI)
空の仙人Iさんとの記念撮影
長野市滑空場の風景(1)
長野市滑空場の風景(2)

午後から滑空場は強風に。翼が強風で煽られないように、翼端を抑えていなければならない場面もありました。

強風による地上待機

普段ご指導いただいているT教官はモグラ(モーターグライダー)に乗ってウェーブソアリングに出発。長野市滑空場は3-5月、大きなウェーブが出現する季節なのだとか。高い高度で空気が薄くなるため、飛行前には酸素を準備します。他の機体の中も覗いてみると酸素ボンベが積まれています。

いざ、ウェーブソアリングへ!
機体に積まれている酸素ボンベ

長野市滑空場には、グライダーの世界を極めるパイロットたちが集まっています。帽子を見ると、滑空記章(グライダーの記録を証明するバッジ)を付けているお洒落なパイロットも発見。グライダーの新しいマニアックな世界を垣間見ることができた一日でした。

滑空記章
撤収は夜の8時!お疲れさまでした

実際のフライト動画もぜひお楽しみください!

長野市滑空場の風景

長野市滑空場でのリッジソアリング No.1

長野市滑空場でのリッジソアリング No.2